仕事を辞めたいと言えない・・・。経験者はどう対処した?

 

みんなの体験談

 

 

@【設計事務所総務、21歳 新卒1年目、女性】腹を括って退職届を出すことで意思を伝えることができた

 

総務事務だったので、ワード・エクセルを使って書類作成をすることが主な仕事内容でした。

 

ひっきりなしに鳴り続ける電話を取りながら、電話内容の処理をしつつ、自分の膨大な仕事も処理してかなければなりませんでした。

 

社員なので時間拘束が長いのは当然のことですが、最低でも2時間くらいの残業も当たり前という空気もありました。

 

接客のお茶出しをしながら、事務処理と電話対応に追われ、その他にも雑務があって、時間が本当に足りませんでした。

 

慣れてきて仕事のスピードが上がっても、やっている仕事の量に対して給与が安かったことが辞めたいと思う理由になってしまいました。

 

それでも新卒一年目なので、耐えるべきところだし、この先評価が上がれば給料だって上がる可能性もあるし、一年目から逃げるのはどうだろうか、とも思い悩みもしました

 

だけどやっぱりやっている仕事の量や時間を考えれば、安すぎないだろうか? と思ったので、辞めることにしました。

 

ストレスが溜まってしょうがないし、辞めるなら早いうちの方がいいことも確かだし、若いうちの転職の方が有利だろうと考えたからです。

 

それでも仕事はすぐに慣れたし、頼られている部分も感じていたので、辞めるとはなかなか言い出すことができずにいました。

 

気持ちとしては辞めると決意しているのにも関わらず、辞めるというタイミングがないことと、状況から言いにくくなってしまい、伸ばしてしまったことも事実です。

 

辞めると決めてからは4ヶ月もグズグズしました。だけど、いつまでも不満を抱えたまま、厳しい生活を送っているのも辛かったですし、さらにストレスが溜まっていくことも自覚できるほどになっていました。

 

例えば、夜は眠れず、不眠傾向になったり顔に吹き出物がたくさんできたりと体調に変化が見られるようになっていました。

 

こんな調子では埒が明かないと思ったので、いい加減、辞める意思を伝えようということで、ネットで社員の場合の辞め方を調べました。

 

一般社員の場合は退職願か退職届けが通例ということだったので、私は退職届を出しました。

 

退職届は、辞めますという意思表示なので、撤回不可能のものだからです。退職願であれば引き留めにあったときに、撤回可能ということなので、私は退職届を出しました。

 

退職願だと引き留めて欲しいの? なんていうふうに思われるのも嫌だったし、それでとめられて居たとしても、今度は居辛くなるということも予想できるし、もっと辞めたくなるというループになるかもと考えたからです。

 

辞めるのなら辞めるということですっぱりと、と考えたので退職届を直属の上司に出しました。

 

私はその後、転職をしたことで、給料が約2倍近くにもなる会社に就職することに成功しました。

 

私は高学歴でもないし、難しい資格は持っていないのにもかかわらず、会社が変われば、評価も違うんだということを自分の退職体験で思い知らされました。

 

前職では、業界の動向も新人の給料にはもちろん影響しているだろうし、評価につながる自分のスキルも一因だったと思います。

 

それでも会社が変わればスタートの基本給は全く違う数字になることも事実なので、給料で思い悩んでいる方は、自分ができそうな職種であれば、業界にこだわらず転職活動をすることで先が見えてくるはずです。

 

ですから、やっていることに対しての給与に不満があるとかで、体調に異変が出るほどストレスが溜まるような場合には、さっさと思い切って辞めると伝える方がいいと思います。
仕事は体があってのことだし、生活できていく給与があってこそ、健全な人生を送ることができるからです。

 

A【保育士、23歳 、女性】同僚に話を聞いてもらって勇気が出て伝えることができた

 

私は新卒で保育士になり、1年半程ただただ勤めていました。

 

しかし2年目になって新しい上司が来て、気も性格も合わないということが半年程してわかった時に、退職を考えるようになりました。

 

はじめのうちは努力して上司と打ち解けようとしました。意見を認めてもらえない時も、私の強い想いを伝えようと必死でしたし、子ども達から意見を募って伝えたこともありました。

 

食事に誘い、2人きりで話す時間を作ってもみました。しかし結局、打ち解けたいという願いは叶いませんでした。

 

子ども達のことは大好きだったため、辞めるべきかどうか本当に悩みましたが、これからずっとこの上司と一緒に働く…と考えると耐えられなくなり、退職したいと思いました。

 

しかし、辞める理由が人間関係だったため、なかなか言い出せずに困っていました。

 

更には、1年目の時よりも職員が減った上に、2年目になって新しく異動してきた人ばかりで、そこの園の経験がある職員が私くらいしかいなかったのです。

 

このような状況で、そんな理由で辞めることなど言えない…と思いました。しかしそれでも、とりあえず転職活動を始めてみよう、と思い、転職活動を始めていきました。

 

そうするとすぐに、転職したいと思う園が出てきました。その時に、退職しよう、というよりも、今のこの状況を、一緒に頑張って働き続けてきた同僚に伝えたいと思ったのです。

 

そして、2人で会う機会があった時に、退職したいと思っていることやその理由、転職先活動のことなどを話しました。そうしたところ、その同僚は、残念だけど応援するよ、と言ってくれました。

 

その言葉をもらった私は、なんだかいきなり勇気が湧いてきて、上司にも伝えることができたのです。側には味方になってくれる同僚もいる、と思ったら、しっかり伝えることができました。

 

理由や職場関係によって、上司に辞めることを伝えられない気持ちはとてもよくわかります。

 

そんな時には、上司に伝える前に、職場の話しやすい人、信頼しやすい人に伝えてみてください。上司より先に伝えることで、味方ができたと感じることができ、上司に伝えやすくなりますよ。

 

また、上司以上にお世話になった人がいるならば、先にその人に伝えた方が、気持ちもすっきりするものですよ。

 

辞めたいのに言えずに続けてしまう…ということになったら、人生がとても勿体無いです。辞めたい気持ちがあったり、他にやりたいことができたりした時は、後悔しないように、早め早めに伝えられるようにしましょうね。

 

B【広告営業職、28歳 新卒4年目 女性】距離の近い先輩に相談することで辞めることを伝えることができた

 

私は広告業に新卒で入社して営業職として約4年間働いていました。広告を作りたいという思いで入社して営業職としてまずは広告の世界を知ることからスタートしました。
最初はきつくても数年働いたら広告を作れるという思いで頑張っていたのですが数年働いても制作側に異動したいと懇願しても中々願いは届かずきつい営業職を約4年間もさせられる羽目になってしまいました。

 

これが一番の退職理由ですが他にも社内の女性軽視を思わせる男性上司の言動や態度が毎日のようにストレスになりました。

 

たまにクライアントの人からもセクハラめいた言動や、たまに契約するから食事をしようなどというデートのお誘いなど私が思い描いていた社会人像とは懸け離れた環境にうんざりしたのも理由です。

 

辞めたかったのですが当時は上司がみんな怖い人ばかりな上に男性だったのでとても言いづらい状況でした。

 

私のように営業職に疲れて辞めたいと言ってくる社員が多く、みんなが辞めたら大変になるといって中々辞めさせてくれなかったのもあります。

 

また中には結婚するのか、妊娠したのかという冗談にもできないようなセクハラ発言をする上司もいて言い出せなかったです。

 

そんな中頼りになったのは距離の近い同じ部署の先輩でした。先輩は上司でもあり、人生についても気軽に相談できる社員で人望も厚く成績も優秀な社員でした。

 

私は先輩に思い切って辞めたいけれど辞められない今の状況を告白し、解決策がないか聞いてみました。

 

すると先輩から上司に掛け合ってみると言ってくれたのです。先輩は同性だったので私たち女性社員の気持ちをとてもよく分かってくれて他の私の同期からも相談を受けていたようです。

 

先輩が信頼のある上司に伝えてくれて私からも直接話せる機会を設けてくれて辞める旨を伝えることに成功しました。

 

もし私のように上司に言いづらかったり、上司と距離があって辞めることを言い出せない環境下で働いているのであればまずは身近な先輩や同期に相談をしてみるのがいいでしょう。

 

それも上司と仲の良かったり、信頼が厚い社員であれば尚更いいと思います。

 

そうやって上司に相談する前に、間に入ってくれるような先輩を作ることで上司に相談できるきっかけも生まれますし相談しやすい環境になると思います。

 

やはり直接何もなしに上司に辞めることを伝えるのは難しいと思いますし言いたいことも言えないかもしれません。

 

そうならないように間にワンクッションもたせることのできる社員とつながりを持つことは大事です。横とのつながりをしっかり持って納得のいく退職をしましょう。

 

C【パチンコ店、24歳 入社5年目、男性】自分の気持ちを優先に考えて伝えることが出来た

 

私は数年前にパチンコ店で勤務していました。在籍していたのは約5年ほどになります。ホールスタッフとして働いていて、退職時は役職にも就いていました。

 

主にホールのリーダーとして他のスタッフの統括やアルバイトの教育・研修、シフト作成、景品の在庫管理を担当していました。

 

私と同じ役に就いていたスタッフは他にも3人ほど居て分担して日々の業務に従事していました。

 

勤務時間が長かった為、給料は残業代などをのおかげで同世代よりもかなり稼いでいました。

 

しかしその分、休みが少なかったり、私の場合は休日出勤を命じられたりということがありました。

 

若いころは特に意識していませんでしたが、年齢を重ね、将来家族を持った時に休みが少なかったり、休日出勤があったりすると結果的に家族に負担をかけてしまうと思い、少しづつ転職を意識するようになっていました。

 

しかし若いとはいえ私も役職者の1人です。辞めると言っても簡単に辞められるような状況にはありませんでした。

 

私が退職してしまうと他のスタッフに負担がかかってしまうことも考えてなかなか言い出せずにいました。

 

同僚に相談することもなかったです。1人で悩んでいましたが、私を取り巻く周囲の環境はどんどん変わっていきました。

 

このままでは余計言い出すタイミングを逃してしまうと焦る気持ちも出てきました。転職を考え始めた当初は一緒に働く仲間の苦労を考えていましたが、それにより自分の気持ちはどんどん重くなっていきました。

 

このままでは自分自身がストレスなどで押しつぶされてしまうと思うようになってきました。

 

結局、「自分を守れるのは自分だけ」と考え、周りの苦労などは一旦忘れ、上司に辞めたいという気持ちを伝えました。伝え方はストレートに「退職をしたい」と言いました。

 

その後の話し合いの中で、具体的な退職時期や退職までにやるべきこと、引継ぎなどを煮詰めていきました。

 

辞意を伝えてから1か月くらいで明確な退職時期が決まりました。私の場合、退職の意思を伝えてから半年後が退職日となりました。

 

その間に他のスタッフに退職する事を伝え、引継ぎや後釜の育成に取り掛かりました。正直、仲間に負担を掛けてしまうと負い目を感じていましたが、仲間は快く送り出してくれました。

 

引継ぎに関しても協力してくれて順調に事を進めることも出来ました。

 

今現在、仕事を多く抱えていてなかなか退職の意思表示を出来ないという方も居ると思います。

 

人それぞれ考えることも違うと思います。しかし実際、当事者は自分自身です。自分の事を1番に考えるのが得策だと私は思います。

 

日々の仕事をこなしながらも、いつ自分が抜けてもいいように後釜の育成などをしていくべきだと思います。

 

どんな会社でも今まで働いていた人間がいなくなれば、多かれ少なかれ周りの人間は負担を受けます。

 

大事なのはその負担をいかに最小限にするかだと思います。その準備をしっかりしていれば、いざ辞めるとなった時でも自分や仲間へのダメージも小さく出来るはずです。

 

D【自動車整備士、25歳 新卒6年目、男性】面接官の一言で伝えることができた

 

高校生の頃からの夢だった自動車ディーラーの整備士に就職が決まり、毎日が充実していました。1年目で最初の検定試験に合格し、2年目には後輩もできました。

 

後輩の1人の態度が悪く(私より上の先輩に対して呼び捨てで呼んでいました。当然後輩が出来ると後輩に対しても指導する時に先輩を呼び捨てで呼ぶので営業所
全体の雰囲気も悪くなってきました。

 

私も何度か注意しましたが全く聞く耳持たずと言った感じで、暫くすると王様気取りで休憩室でも過ごしていました。

 

そうこうしている間に3年が経ち、私も社内の技術検定は取得完了し次のステップを考え始めました。

 

当時のマネージャーに話しをすると、「人数の関係があるので暫くは研修期間で勉強してみては?」と返事をいただき、新しい業務がスタートしました。

 

それから1年位過ぎても一向に研修期間がいつまでなのか?返事もいただけず時間ばかりが過ぎて先が見えにくくなり退職と言う言葉が頭をよぎるようになりました。

 

そうなると退職後、自分は何が出来るのか?同じように車の整備士で転職するべきか?迷いました。

 

当時は現在のような転職サイトもなく、新聞の折り込み広告で見つけた企業です。本来、在職中に他社面接は駄目なのかも知れませんが面接をお願いしました。

 

面接を社長様自ら行っており、「未経験でも本人のやる気次第で採否を決めている。」の一言で違う職種のこちらの企業様で頑張りたいと思いました。

 

社長様が凄く義理人情を重んじられる方で、「今の会社にきちんと退職の意思を伝え、双方納得して退職できれば連絡くれれば待っている。」と言われ迷っていた気持ちがすっきりしました。

 

翌日マネージャーに退職したいことを伝え、双方納得した退職ができました。

 

不景気な現在でも転職で悩んでいる方も多いと思います。理由は様々ですが、一時の感情で転職を考えてはいけません。

 

『20代前半だから募集企業は沢山あるから大丈夫。』と思っておられる方もいると思いますが、年齢や学歴だけでは採用の基準にはなりません。

 

在職期間中にどれだけ自分のできることを増やせるか、自分の武器は何か?を明確にし、それらを欲しがっている企業を見つけることが大切です。(それが一番難しいです。)

 

面接では必ずと言っていいほど、「弊社を選んだ理由は何ですか?」や「退職理由は何ですか?」と言った質問があります。

 

面接官も何十人・何百人と見てきていますので、背伸びをした発言をしても見抜かれます。小さなことでも堂々と胸を張ってアピールできることがあれば大きな武器になります。

 

辞めるのは簡単です。ですが一度辞めるとその会社には戻れません。後悔する前に一度、自分の武器を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

E【経理事務職、26歳 入社6年目、女性】退社日を自分で決めることで、会社を辞めると伝えることができた

 

私は地元の短大を卒業後、経理事務として一部上場企業に入社して、仕事内容は経費処理や決算業務などの一般的な経理業務でした。

 

私が退職を初めて意識したのは入社1年目の夏と、とても早い段階からです。理由は「パワハラ」と「残業」の2つ。

 

一部上場企業とあって給与には恵まれていましたが、帰るのは0時過ぎ、7時には出社は当たり前の毎日。

 

また社内の飲み会が週三回はあり、表向きは任意参加でしたが、ほとんどは暗黙の了解で全員参加の強制的な飲み会でした。

 

特に新入社員は飲み会に100%参加が当たり前のため、「辞めたい」と思う時期が新入社員の時代からあったのは、今から考えると当たり前なことだったと思います。

 

入社して3年が過ぎたころ、円形脱毛症やストレス性胃腸炎などに悩まされるようになりました。

 

それでも「他の人も頑張っている」「3年で辞めたいなんて自分の根性がなさすぎる」「給与面で不満はないし他に行っても同じような環境かも」という気持ちから上司に言うことはできませんでした。

 

そして私が上司に言えなかった一番の理由は、会社の雰囲気が「結婚・妊娠・介護」以外での退職を認めない雰囲気があったからです。

 

元々女性が少ない職場ということもあり、私より先輩の女性社員はほとんどが寿退社で会社を辞めていました。

 

私は当時、付き合っている人がいましたが結婚の話など全く出ていなかったため、どんなに体がつらくても結婚するまではやめられない・・と思い込んでいたのです。

 

そんな時さらに体調がおかしくなり、私はついに退社を決意しました。

 

私が決意できたのは、もしこのまま体を壊し続ければ結婚も妊娠も出産もすべて笑って迎える人生が難しいと、恐怖を感じたからです。

 

そこで私は、先に「退社日」を自分で決めました。上司に辞めるといったのは「退社日」の丁度一年前です。

 

理由は「他にやりたい仕事ができたのでチャレンジしたい」から、というもの(嘘ですが)。

 

上司はいい顔をしませんでしたが、一年前に言ったことで私の決意を感じたのか、絶対にダメとは言いませんでした。

 

今後どうするのかについて根ほり葉ほり聞かれましたが「やりたいことが現実になるのかどうか分からないので、次の仕事についてはお話しできません」と伝えました。

 

また、「この会社が嫌で辞めるのではないし、感謝もしています。だからこそ引き継ぎ期間をたっぷり設けて最後まで責任をもって後任者を育ててから辞めたいんです。」と笑顔で伝えたところ、グウの音も出ない・・といった感じでした。

 

仕事を辞めるというのは、当たり前ですがとても大きな決断です。

 

ただどの会社だろうと共通して言えるのが「会社には代わりがいるけど、自分の人生の代わりは自分以外誰もいない」ということ。体を壊して決意したのでは遅いと思います。
なので今回私がしたように「退社日を自分で決める」ことはとても重要なことなのです。

 

会社に長い間いると、大体のことはすべて会社のいいなりです。仕事の進め方、出社時間、帰社時間、大体は会社の指示の通りに動かなくてはなりません。

 

でも、「入社する時期」と「退社する時期」だけは自分に選ぶ権利があるのです。

 

つまり「退社する日」を会社サイドに相談すべき理由なんてひとつもないんです。(法律や会社に大きな迷惑をかけない時期であれば)なので「退社日」をまず決めてそこに向かって会社に相談しましょう。

 

退社日を決めるとなぜだか会社に辞めるということが、決めない前よりも言いやすく感じます。

 

明確な目標が見えるからです。「引き止められたらどうしよう・・」という不安というのは結局「辞められるならいつでもいい」と思っているからなのです。

 

いつでも良い、ではなく「この日でないとダメだ」という目標を自分で設定して動けば、おのずと自分がそれまでにどんな準備をして、引き継ぎをして、次に向けて動き出せばいいか見えてきます。

 

皆さんも自分にとって辛い退職ではなく、前向きな退職をぜひ検討してみてください。

 

F【メーカー営業所、28歳 入社6年目、男性】自分としっかり向き合うことで伝えることができた

 

まず、退職しようと思った経緯についてお話しようと思います。当時の仕事内容を紹介しますと、ダンボールを扱う会社で営業の仕事をしておりました。

 

会社自体は何十年も続いている会社ではありましたが、従業員は少人数で個人商店の意味合いが強いところでした。

 

私はその中で外勤営業として外回りを行い、ダンボールケースの注文をとってくる業務を担っておりました。また、場合によっては納品も合わせて行っていました。

 

退職をしようと思った理由としては会社の体質に嫌気がさしたことです。

 

社長をはじめ役員も同族で占められていたこともあり、出世を目指そうにも限界があると感じていたことと、頑張りに対しての評価が低かったため、報われない気持ちを常に持っていたことで気持ちが萎えてしまったためです。

 

そんな気持ちを抱えており、辞めたいという気持ちは持っていましたが、なかなか上司に言えずにいました。

 

というのも上司には6年間もお世話になり、新入社員として入社した頃から面倒を見てもらい、色々と助けてもらったことに感謝をしていたため、私が辞めて抜けることで上司をはじめ他の方にも負担をかけることになるのではと気にしていたためです。

 

そのような気持ちが揺れ動く中で非常に悩みましたが、先を見た時に何を一番大切にしなければならないのかということを考えた時に上司に伝えようと決意しました。

 

上司には「お話したいことがあります」ということで昼休みに食事を共にしました。その場で辞めたいと思っているという気持ちを打ち明けました。

 

現状の会社に対する思いや仕事に対する思い、そしてこれから先を考えた時に別の環境に移ったほうがいいのでないかと考えていることについて気持ちを伝えました。

 

上司は黙って聞いてくれ、「引き止めたい気持ちはあるが、じっくり考えた上での結論であるならば、意見を尊重するよ」と言ってくれました。

 

その言葉を聞いた時には感謝の気持ちと申し訳ない気持ちとが入り混じっていました。その後、上司が社長にも話しを通してくれ、退職することが出来ました。

 

私と同じように上司に話したいが、一歩が踏み出せずに躊躇している方へのアドバイスについて少しお話したいと思います。

 

相談しにくい理由は人それぞれだとは思いますが、辞めたいと思っている本当の理由は何なのかをじっくり考えてもらいたいと思います。

 

今の会社では自分の目指すべき道がないということであれば、辞めるという選択肢も一つかと思いますが、自分の気持ち次第で改善できることであればもう少し頑張ってみられるのもいいのかと思います。

 

もし、辞めると決断されたのであれば勇気を持って上司に伝えてください。

 

G【看護師、28歳、女性】自分の夢を先輩が応援してくれて辞めることができた

 

私は看護師の仕事をしています。看護師の多くの方は海外旅行する方、留学する人が多いです。

 

そして私の周りにも海外旅行・留学する先輩たちがいて、いろんな海外旅行での出来事などを聞いてその先輩たちがとても充実しており輝いて見えて私もお金が溜ったら留学して自分のやりたいことに挑戦したいと思いました。

 

先輩たちのように自分も輝いて人生を楽しみたい、だから後悔する人生を送りたくないと思い計画的にお金を貯金して時期をみて退職しようと意識するようになりました。

 

私は退職すると決めても誰にも話せませんでした。なぜなら看護師はどこの病院行っても人手不足です。

 

もし退職したいと思っていることを話すとほかの看護師は私が辞めた分仕事が増えてしまうため申し訳ない気持ちでいっぱいになったため話せませんでした。

 

そして一番はいろいろ教えていただいた先輩たちに申し訳ないと思いました。私はまず師長さんに自分がやりたいことがあるため退職したいと退職する半年前に伝えました。

 

師長さんから看護部長へ話がいき師長さんに話してから約2か月ごろに看護部長へ私から話に行きました。

 

看護部長はやめてどうしたいの?今じゃないとダメなの?もっと先に延ばしなさいとはじめは反対していましたが、私がこれから何をして何を学びたいかを明確に話すと看護部長は人手不足を心配したが私の人生も大切だからと言って看護部長から了承を得ました。

 

そして退職の話が徐々に周りのスタッフに気付かれていきながらも私は自分からあえて話しませんでした。私は退職1~2か月前くらいになってからみんなに話しました。

 

人手不足になることがわかっていたため正直スタッフに不愉快の気持ちをさせたと思ったがスタッフは応援のメッセージをたくさんいただきトラブルなく退職できました。

 

もし今退職したいと思っている方は、まず自分が何をしたいか計画を立案してから退職することを推薦します。上司に伝えるときにただ辞めたいと伝えても上司は納得しません。

 

退職前の質問の多くは「辞めて何するの?」とよく聞かれました。曖昧に返すと辞めないように説得してきます。

 

例えば、「○○の環境が耐えられない」など職場に関する答えを返すと職場を改善するから再度考えてほしいときっと上司に言われて何回も上司と話をしてなかなか話が進まず時間だけが過ぎていきます。

 

だから、退職後の計画をしっかり立案し自分の意見を素直に上司へ伝えることで上司も納得することができると思います。

 

H【システム法人営業、26歳・4年目、男性】相談から始めることで、上司の理解を得ることに成功

 

自らの裁量でいろんな仕事がしたいと考えてベンチャー企業へ入社しました。法人営業としてシステムの提案をしておりました。

 

やりがいも感じることができ、楽しく働けていたと思います。4年間勤務して会社への不満があるわけではありませんでしたが、関わりたい分野の仕事が生まれたため、退職(転職)を考えるようになりました。

 

1年ほど考える期間がありましたが、徐々に退職したいという思いが強くなっていったのを覚えています。

 

繰り返しですが現状に不満があるわけではありませんので、現状のまま続けることも頭の中にはずっとありました。社外の友人に相談しながら退職という方向を固めていきました。

 

一方で会社としても年々成長しており、人手も足りなくなる大変な時期でした。同僚も一生懸働いており、勢いもある雰囲気のため、辞めることはとても言いづらかったです。

 

しかしながらこのまま働き続けるのも良くないと考え、正直に上司へ話すことにしました。はじめは相談という形で上司に時間をもらい、辞める意思を伝えるというよりは、「辞めることを視野に悩んでいるので相談させてください」というスタンスで伝えています。

 

その後何度か相談する機会があり、初めに相談してから2ヶ月後に正式に退職の意思を伝えています。

 

2ヶ月の中で上司からも声をかけていただき、自分のことを気遣ってくれている嬉しさがある一方で、早く自分の中で結論を出さねばと焦る気持ちも出てきました。

 

本当に退職する前提であれば、中途半端な期間はあまり長くしない方がいいかもしれません。

 

上司に報告した結果、私のやりたいことを理解してもらうことができ、会社が大変な時期にも関わらず応援してもらうに至っています。この点は上司に恵まれた部分だと考えています。

 

辞めることを伝えるのは凄く勇気が必要でしたが、私の場合はポジティブな理由として伝えることができたため、上司も理解を示してくれています。

 

中々いうタイミングは難しいですが、まずは相談から初めてみてはいかがでしょうか。突然一方的に退職の意思を伝えるよりは、一度相談という場を取っておくことで、円満な退職ができると思います。

 

本音の部分はネガティブなケースもあるかもしれませんが、これまでお世話になった会社であり、上司であることは事実だと思いますので、少しでも前向きな理由で伝えることを心がけると良いと思います。

 

まずは社外の友人に相談し、自分の中で整理をした上で上司に話す順番が良いと思います。

 

I【印刷営業職、33歳 8年目、女性】結果を残すことで伝えることができた

 

印刷の営業として、新規・既存顧客訪問を行い、販促をしていました。

 

私はたくさんの顧客を担当しており、いろんな人と接することができるので、仕事自体にやりがいと面白さを感じていたのですが、直属の上司とどうしても馬が合わず、入社5年目くらいで辞めることを意識し始めました。

 

仕事の仕方だけでなく、ほんのちょっとした言動に対しても口うるさく言われたり、常に自分が正しいと言うタイプの上司だったため、顔を合わせるのが徐々に苦痛に感じてきてしまいました。
それでも辞めたいとすぐに言えなかったのは、もちろん私の方が就業経験も浅いので、私の方が間違っているんじゃないか、と自信がなかったことにあります。

 

それまでは、上司の発言に対して、確信を持って反論することもできず、飲み込むばかりでした。

 

それに、辞めたいと言ったところで何かとうるさく言われて却下されるだろうと感じていたのです。それであれば、自分に自信が付いたら辞めようと決めました。

 

営業職でしたので、個々の社員は売上の年間目標を設定しています。その目標を達成すれば、自分なりに自信も付けられるし、上司にも向き合えると考えました。

 

それに、目標未達成の状態で辞めるなんて、負け逃げのようでしゃくだったというのもありますが。そうして、入社8年目で目標が達成できるとなった頃、上司に「辞めたいです」と伝えました。

 

この頃には仕事をスムーズにこなせるようになっていたので、上司は辞めるのをもったいないと感じてくれたようです。

 

それに、今までに比べれば、上司に真っ向から意見を言う自信も付いていました。ただ、私は「もったいない」と惜しまれながら辞めるのがちょうど良いと思っています。

 

円満に辞められるのもありますが、自分の気分もすっきりします。やりきった感があり、何の未練もありませんでした。

 

仕事をしていると、自分が抜けたらだめなんじゃないかと考え、辞めることをためらってしまうこともあると思います。でも、自分にできることは他人にもできます。

 

自分が持っているノウハウは、いずれ他の人も見に付けるでしょう。私も、辞めようと考えた時、自分の分身を作るべく後輩に指導しました。

 

そのおかげもあり、後は任せた、という気持ちで辞められました。この指導は上司も見ていたので、不安がりながらも受け入れてくれたのだと思います。

 

退職は、ネガティブな理由も多いと思いますが、一度気持ちを前向きにしてみることで勇気につながることもあると思います。