仕事の残業が多いので辞めたい・・・。経験者はどう対処した?

 

みんなの体験談

 

 

@【営業、28歳、 入社5年目 男性】体を壊して退職しました

 

新卒時に中堅の広告代理店に入社しました。入社当時からそれなりに忙しいと思うことはあったのですが、4年目ぐらいから一気に業務量が増え残業時間もどんどん多くなっていきました。

 

広告会社時代のタイムスケジュールでいうと、日中は取引先との商談含め取引先の対応がメインとなります。

 

ただ、これはある意味ウォーミングアップの状態ともいえることができ、本番は取引先も退社した夕方以降から始まります。

 

次の商談に向けての提案書の作成や社内での打ち合わせが夕方以降から始まるからです。

 

広告会社が請負業のため、どうしても時間のコントロールが自分で行うことが難しいです。また、常に競合相手がいるために、少しでも手を抜けば競合へ仕事が流れてしまうという危険もあるために、常に緊張感を持って仕事をすることが求められます。

 

最初は学生時代から希望していた業種でしたし、やりがいを感じることも多かったのですが、ほぼ毎日が終電かタクシー帰りというのが続き、家に帰っても風呂に入って寝るだけ。

 

週末も仕事が終わらないので出社する。という形が続くと、さすがに自分の中でもこのままの状態が続いてやっていけるのかと思うようになりました。

 

残業時間も150時間ぐらいになっていたと思います。

 

学生時代は体育会に所属していたので体力には自信があったのですが、そこまでいくとさすがに身体に変調をきたすようになりました。

 

胃がずっと熱く感じるようになって、病院に行ってはじめて胃カメラを飲みました。結果は胃潰瘍ということでした。

 

このままでは潰れてしまうと思い、まず上司に業務量の相談を行いました。上司も自分の体調を鑑みて、いくつかの取引先の担当を交代してもらうことになりました。

 

それで少しは業務量が減るのかと思っていたのですが、残った取引先からの発注される業務量がどんどん増えていき、売上もどんどん伸びましたが結局は業務量は担当を交代する前とたいして変わらない形になってしまいました。

 

それでもなんとか半年ほど続けていたのですが、薬を飲んでもまったく胃の熱さが変わらない状態が続いていました。

 

そんなときに正月を挟み実家に帰って、地元の友人と話をしていると、地元の友人は確かに自分よりは給料は少ないけれども、自分の生活や時間を楽しめているととても感じました。

 

そのときに自分もいろいろ考えて結局その半年後に会社を退社し東京から関西の地元の会社に転職をしました。

 

自分としてはある意味逃げたともいえますが、地元で職を変えることで体調も戻り、結婚もできたので結果的にはよかったと思っています。

 

残業に追われている人は仕事に追われ冷静に自分の体調や将来を考えるということが物理的に不可能だと思います。

 

でも、人は健康であってはじめて生活ができるものです。身体を壊したり精神的に病んでも会社は最後まで守ってくれる訳でもないので、一度冷静に考えて勇気ある撤退も必要だと思います。

 

A【パチンコ店、23歳 中途2年目 男性】若いころは大丈夫だったが・・・

 

当時、私はパチンコ店のホールスタッフとして働いていました。私が働いていた店舗では20代前半〜20代半ばぐらいのスタッフが多く在籍していました。

 

上司も若い人間が多く皆、30代くらいでした。しかし、店舗は慢性的な人材不足に悩まされていました。

 

また当時は売り上げの低下もあり、店内を掃除してくれる外部業者のスタッフさんも減らしていました。そのため、限られた人数で多量の業務をこなしていました。

 

あくまでタイムカードで管理されている部分ですが、残業は月90時間ほどです。多くのスタッフが毎月80時間〜90時間ほどの残業をしていました。

 

早番と遅番の2交代制になっていましたが、どちらも人数が限られています。そのため、早く出勤したり、仕事が片付かず遅くまで残る。というのが当たり前になっていました。

 

本来、多くのパチンコ店は掃除などの仕事を外部業者に依頼していますが、私の勤める店舗はパチンコ台やスロット代の掃除はもちろん、閉店後のホール内の掃除もスタッフだけで担当していました。

 

外部業者のスタッフさんには最低限の掃除だけを依頼していた形です。パチンコ台だけでも300台以上あり、それを1台1台手作業で掃除するのはかなり時間がかかるものです。

 

その他にも掃除や、台のメンテナンス、データ管理などたくさんの仕事があり、それを少数のスタッフで行っていたので、基本的に毎日残業です。

 

私は役職にも就いておりその私の場合で、勤務時間は早番時が朝6時から夜19時くらい、遅番時が午後3時から深夜3時まででした。

 

当時、私は独身で年齢も若かったので、それほど辛いとは思っていませんでした。しかし家族を持っている人はやはり大変そうでした。

 

若いときは勢いに任せて働けていたし、お金を貯めるためと思って毎日ひたすら仕事漬けでしたが、年齢を重ねてくるとやはり体力的に辛くなってきました。

 

この残業時間の多さを解決するには、まず人材の確保が最優先でした。しかし新しく募集をかけても集まらなかったり、新しく入社してきてもすぐ辞めていってしまったりで、なかなか改善にはつながりませんでした。

 

私自身も将来的な事を考え長くは続けられないなと思っていました。待っていてもいつ改善(解決)するか分からない状況です。

 

残された方法は退職することでした。独身時代はあまり考えていませんでしたが、やはり家族を持つと長時間労働は結果的に家族に負担を掛けてしまいます。

 

残業が多かったため給料は良かったのですがプライベートの時間を犠牲にしてしまうのは避けたいと思い、退社そして転職を決めました。

 

結果的に転職し、給料こそ減ったもののプライベートの時間を確保することが出来ています。

 

今現在、残業が多いと悩んでいる方はたくさんいると思います。人それぞれ価値観は違うと思いますが、長時間労働により体を壊してしまえば元も子もありません。

 

若いころは体力もありますから難なくこなしてしまうかもしれませんが、それも長くは続かないはずです。また、家族を犠牲にしてまで働く理由は私は分かりませんでした。

 

自分の身を守れるのは自分だけです。そして家族を守れるのも自分だけのはずです。

 

日本は残業が多い国と言われています。残業する人間が正しいと思われがちですが、その考え方が少しでも変わっていくことを願っています。

 

B【営業、20代、男性】残業代を支払ってもらえない

 

20歳〜25歳まで、有限会社の家族で仕事をされてるところに親の紹介で入社しました。入社して最初に言われたことは、残業代は出せないということでした。

 

社長は「営業は残業しても金にはならない。5時を過ぎてから(公務員の仕事終わり)が本当の仕事だ。」このようなことを口癖のように言っておられました。

 

そして、「先方が仕事を終える頃に訪問して無駄話しろ。プライベートな時間だから仕事の最中よりも話はしやすい。」と、言われていました。

 

ですが、、私は5年勤めていく中で、どの時間に訪問しても話は出来るし注文も頂ける。信頼関係は築いていけると確信が出来ました。

 

しかし、社長は違い、遅い時間に帰ってくれば仕事をしていると勘違いしてる人で、5時半などに帰宅しても、帰ってくるの早いだろ。みたいな雰囲気を出していました。

 

この会社は9時に仕事始まって何時が定時で終わる時間なんだろう。5年間知ることもないまま退職しました。

 

具体的な話をしますと、9時までに出社。だいたい5時半〜6時には会社に帰り、そこからのデスクワークです。入社間もない頃は、注文もなく社長の手伝いばかりでしたが、1年目以降は忙しくなり、デスクワークで3時間。このような習慣で5年間過ごしてきました。

 

なので、もし6時が定時だとするならば毎日3時間は残業していたのかもしれません。しかも、自分は見積書や入力を必死にしている横で、社長は酒を飲みながらテレビを見だしてしまいます。

 

早く家に帰ればいいのに、毎日そう思っていました。年度末となれば、この業界が1番忙しくなります。

 

納品などで、1時間早く仕事を始めるのもざらにあり、終わるのは夜の12時。このような時期が3ヶ月続きます。

 

しかし残業代は出ません。夏のボーナスで還元してくれるとはいえ、残業代を貰っているなら、いったいいくらになるのだろう。という感じでした。

 

5年働いて実績を出しても同じような状況が続いたので、私の場合は退職することにいたしました。

 

私以上に残業で大変な思いをされている方は、たくさんいると思います。そのような人は、一人で抱え込まず、家族や友人などに相談してみることが一番だと思います。

 

求人誌などを、開いて見れば色々な仕事が毎日人材を欲しがっています。働きながらでも時間あるときに、雑誌代りにみて見ると意外に面白いですし、このような仕事がしてみたいと発見になるかもしれません。

 

井の中の蛙になるのではなく、広い視野を持ち一度きりの人生悔いのないように生きてみてもいいと思います。

 

私は5年間残業代を貰っていません。貰えている人はまだましなほうかもしれません。色んな人がいるんだなと思ってまた頑張って仕事をされてもいいと思いますし、求人誌に興味本位でもいいので手を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

 

C【看護師、32歳 10年目、女性】「こんな職場は変だ」と気づくことが大切!

 

私は個人病院で、看護師として働いていました。

 

地域で新しく設立した病院で、院長はもちろん、院長のご家族も必死で病院を軌道に乗せようと頑張っており、患者様第一というモットーで、職員も一丸となって、病院を盛り立てていこうという雰囲気がありました。

 

私自身も、はじめはその思いに共感し、最大限の努力を重ねていたのですが、働き始めて、3年くらいたったころからでしょうか、徐々にその要求がエスカレートしはじめました。

 

週休6日勤務で、そのうち2日は、昼からは病院自体が休みなのですが、手術や、カルテ整理、勉強会、草むしりや大掃除などの予定が入り、結局は、6日間ずっと、終日勤務でした。

 

さらに、昼からも診察がある4日間は、通常の勤務を終えた後、病院中の掃除をすることを命じられ、帰宅するのは、夜の20時から21時ごろ。

 

仕事自体がハードな上、ミスが許されないこともきつかったですが、それ以上にきつかったのは、院長やそのご家族が、常に職員の一挙手一投足に目を光らせていたこと。

 

何かあるたびに、叱責され、常に緊張感を伴い、疲労は増すばかり。

 

しかも有休は1日たりとも、使用することは許されず、具合が悪いと電話連絡すると、他の職員の前で、罵倒され、辞めたいと申し出ても、許可がおりないような状況でした。

 

今、冷静になって考えてみると、明らかな「ブラック病院」ですよね。

 

でも、当時の私は、そう考えることができませんでした。なにより、他のまわりの職員がみんな、頑張っていましたし、それについていけない自分が甘いのだ、能力不足なのだと思いこんでいました。

 

軽い洗脳状態だったのではないかとも思います。

 

結局、私自身、うつ状態に陥り、「戦力外」だと病院側に判断され、退職に追いやられる形で辞めることになりました。

 

当時は、「頑張れなかった自分自身」を責めたものですが、今では逆に、そうなって本当に良かったと思っています。

 

もし、あそこで働き続けていたら、最悪の結果を招いていたかもしれません。

 

現在、残業が多くて、辞めたいと悩んでいるみなさんへ。その残業は、不当なものなのではありませんか?

 

頑張れない、能力不足だと自分を責め続けているあなた、それは不当な残業を押し付けるブラック企業によって植えつけられた「思いこみ」ではないでしょうか。

 

どうか、冷静で客観的な視点で、もう一度職場を見直してみてください。

 

あなたたちにとって最も大切なことは「こんな職場は変だ」と気づくことです。

 

辞めること、やりなおすことは決して、ダメなことでも、終わりでもないのですよ。

 

どうか、最悪の事態を招くことだけは、回避してほしいと思います。あなたの命より大切な仕事なんて、どこにもないのですから。

 

D【金融事務、25歳 中途4年目、女性】上司の残業まで自分に来て嫌気ばかり

 

中途採用で入社した会社では金融事務として働いていました。

 

初めての職種だったので最初は分からないことも多く周りに迷惑をかけてばかりだったのですが、それでも徐々にスキルも身に付き、入社4年目に入る頃には様々な仕事を任されるようになりました。

 

その中には自分の上司のサポートも含まれており「信用されている」と思って更にやる気が出ていました。いくら残業時間が長くても、人から任されると逆に燃えるタイプだったのです。

 

ですが人というのは怖いもので、自分以外の人が自分の仕事をしてくれると分かると任せきりになったり、してもらえることに感謝をしなくなるのです。

 

上司もそうだったようで、自分の仕事が終わらなければ全て私に回してくるようになり、感謝の気持ちも持たなくなっていきました。

 

その結果、上司の残業時間は月20時間なのに対して、私の残業は月80時間近くもあったのです。

 

さすがに身体的にも限界でしたし、私の仕事で残業になっている訳ではないのに当の本人は世間話をしていたり休憩室で休んでいたりするのでだんだんとイライラするようになりました。

 

限界が来た私は、仲の良い部長に相談することにしました。このままずっと上司のせいで残業が続いてしまえばきっといつか体調を崩してしまうし、ストレスで仕事を辞めてしまう気がしていたのです。

 

仕事のことは好きでしたし、上司以外の人達はとても好きで長くこの会社で働きたいと思っていたのでなんとかしたいと思ったのです。

 

そのことを伝えるために部長に面談を申し込んだのですが、会議室に入った瞬間「最近疲れているでしょう。何かあった?」と声をかけてくれたので涙が止まりませんでした。

 

部長は他の部も一緒に見ていたので事情を知らなかったようで、上司のせいで残業時間が増えていることを聞くと「もっと早く気付いていたら止めれたのにごめんなさい。これからは僕が彼を管理します。」と心強い一言を言ってくれたのです。

 

それからすぐに1日のスケジュールを自分で立て、それができなければ部長に報告してから残業というシステムになりました。そのため、残業時間は月10時間程に減りましたね。

 

残業が多いことによって、プライベートな時間が少なくなってしまったり心に余裕が無くなってしまう方って多いと思います。特に自分のせいではない残業であれば特にそう思うことでしょう。

 

気付けば周りの同僚は全員帰っているのに、自分ばかりが残業をしていて溜息をついたり時には泣いてしまったりすることもあるでしょう。

 

そんな時は、1度信頼できる上司に相談をしてみてください。会社としても残業時間が多いのは問題となりますし、解決すべき問題だと思っています。

 

確かに転職するのも1つの手段ですが、まずは1度相談してみるべきだと思います。

 

E【印刷業、45歳 途中10年目、男性】各職場間の残業と休憩の不満がたまる上に自分の残業も時期により異常に長かった

 

繁忙期は月50時間以上の残業の上に徹夜に近い日も週に2回くらいありました。

 

その残業は印刷の工程管理の性格上1つの仕事だけで見ても、多くの部署を経て完成納品されるので、その調整が大変でした。

 

具体的には営業がクライアントから受注する前に工程設計をして、原稿を受け取ってから納品するまでの約束事を決めるところで既に営業の思惑と現場の認識に大きな開きがありました。

 

原稿が入るのが締め切りギリギリに一気に入る場合には、それを印刷できる形に組み上げる作業までに瞬発力が必要になります。

 

その作業をする部署の人員には限りがあるのでその限界の時間を見積もると営業は時間がかかり過ぎると不満を述べ、組み上げる現場は限界だから人員を増やすなり先にもらえる原稿をもらうなり調整して欲しいとなり、それを調整するのに苦労しました。

 

社内の他の部署から組み上げる作業の経験者を集めて瞬発力を高めたり、先出しの原稿の調整をしたりしていました。

 

他にも組み上げた見本をクライアントに確認していただく段取りにも神経をすり減らしました。

 

クライアントの了解を得た後も社内では印刷準備、印刷、製本などの仕上げなどの工程を組むのもズレを調整するのも大変でした。

 

そして最後の仕分け梱包発送に一番皺寄せがいくのでその部門との調整が一番大変でした。

 

無理な計画を立てないことはもちろん、状況の変化によって当初計画が変更になった場合の調整を迅速に伝えるために様々な報告連絡相談を重ねましたが、最後は感情論になって後工程からの不満が爆発することが多く、そんな場合には自分が手の足りない部署への応援に入ることで緩和しようとしました。

 

何度も繰り返すうちに工程設計の精度が上がり楽になるかと言えばクライアントの都合で振り回されて精神的に持たなくなって退社しました。

 

若い時の苦労は買ってでもすると昔は言っていましたが、その頃より今の方が理不尽の度合いが酷いように感じます。

 

便利なハードウエアやソフトウエアが次々開発されても結局受注生産で瞬発力を要求される仕事は大変でります。

 

私が勤務していた印刷会社は残業がしたらした分だけ法定割増率を乗せて支払われていました。

 

それでも大変過ぎて退社したので、もしも残業を経営者が誤摩化して正当な賃金が支払われていないのなら基本的には辞めるべきです。

 

後に残された人のことを考えると裏切るようで辞められないと考える必要はありません。

 

それは経営者の仕事であり労働者は出来る限りの調整をし、我慢できる限界まで我慢するだけで無理なら辞めることが賢明な選択です。

 

F【SE、27歳、中途2年目 女性】サービス残業の多い会社は論外

 

私の仕事は企業のネットワークを扱うシステムエンジニア(SE)です。

 

今やどんなに小さな会社でも必ずPCがあって、インターネットが使えたりメールやファイルサーバなどのシステムが利用できることは当たり前です。

 

当たり前だからこそそれらが何らかの原因で使えなくなった時、仕事にならず現場は大混乱に陥ります。

 

会社の設備が止まってしまうだけで、またシステムを介して情報が漏洩したということがあれば会社には大損害を受けることもあり、最悪の場合事業継続が困難となる場合もあります。

 

私たちの仕事は一言でいうと、顧客のシステム環境の安定稼働を維持することです。

 

やりがいのある仕事ではありますが、この仕事の難しいところはいつ何が起こるかわからないということです。

 

突発的なトラブルが多く、システム障害やトラブルは何の予告もなく起こり、また対応にどのくらいの時間を要するかもその時々によって大きく異なります。

 

今日は定時で上がれそうというときに限ってトラブルが発生し終電で帰る…または友人と飲みに行く約束をドタキャン・遅刻なんてことも何度かありました。

 

また、トラブルが原因で他の仕事が滞ってしまうなんてこともよくあり、平均すると月40〜50時間ほど残業しています。

 

自分の1つのミスが顧客のシステムを止めてしまうという可能性もある仕事なので、残業とプレッシャーで毎日くたくたで何度も辞めたいと思いました。

 

そんな私がモチベーションを上げてくれるのは毎月の給与明細とボーナスです。

 

幸い私の職場はきっちり残業手当が支給されます。残業が多くなれば多くなるほどしっかり給与に反映されるので、自分の働きはちゃんと報われていると実感できます。

 

「お金よりも自由な時間を」と考えたこともありました。しかしこの会社での私の年収は500万弱あります。同年代同性にしてはそこそこ稼げている方だと思います。

 

それに土日はしっかり休めているし、たまに休日出勤をしても振り替えもきちんと取れているので条件としては悪くないと思います。

 

残業が多いのはしんどいですが、一緒に働く人たちも尊敬しあえる人たちばかりなので、転職してこの環境を手放すのはもったいない気もします。

 

私はまだ未婚なので、今のうちにしっかり稼いで貯金を貯めておこうと思っています。

 

IT業界では残業はどこの会社でもほぼ当たり前で、それが辛くて転職をされる方も多いです。特にSEやプログラマーは残業必至と言っても過言ではありません。

 

ですが、IT業界の人たちは残業に対する文句を言いながらも実は自分の仕事が好きだという人も多いです。

 

私も自身も残業中の眠たさや睡眠不足時の朝の辛さを除けば自分の仕事が好きです。

 

残業が辛いという理由で退職することが自分にとって正か誤かを判断するには、「残業代が支払われているか」と「その環境でのその仕事が好きか」という2点を判断材料にすればいいと思います。

 

サービス残業で毎日残業させられるような会社は言うまでもなく退職する理由に値すると思います。どんなに仕事が好きでもその仕事に対する努力を認めてもらうにはお金しかありません。
家族や恋人と違って労力には無償の愛情なんて必要ないのです。

 

そして、残業代が支払われていてもその仕事を好きだと思えなければ勤務時間はただ長くて苦しいものになってしまうのでしょう。

 

苦痛な時間ほど無駄な時間はありません。転職に踏み出すのも1つの手段かと思います。

 

G【美容師、23歳 新卒2年目、女性】強制的な残業がひどくてストレスがたまった

 

私は美容師として約2年間美容室で働いていました。美容師といってもまだ専門学校を卒業して間もない頃だったのでアシスタントとして働いていました。

 

主にレジや案内対応からシャンプーやトリートメント、カラーやパーマの際のアシスタントを担当していました。

 

私が働いていた美容室はそこそこ大きい美容室で店舗も複数ありました。なので働いている人数も多いのでしばしば人間関係に悩まされることが多かったです。

 

アシスタント同士で競い合ったりするのはいいですが影で悪口を言い合ったりちょっとしたいじめなど私が苦手な雰囲気がありました。

 

残業も気に入られないと練習などを夜遅くまでさせられました。残業代は出ないのですが遅くまで残ってカットやカラーなどの練習をしたりしなければなりませんでした。

 

終電間際まで残ることもありました。先輩も同じように練習をしてきたんだと強制的に残業を虐げられて精神的にもきつくもうやめてしまいたいと思いました。

 

私は結局この美容室を辞めることにしました。しかし残業を強制的にさせたり何かと厳しい先輩たちだったのでただやめたいと言ってもなかなか辞めさせてもらえません。私以外にもやめたい子はいたのですがみんななかなか辞めさせてもらえませんでした。

 

そこでとった行動は第三者の意見を聞いてもらうということです。私は当時からよく相談にのってもらっていた専門学校の時の先輩や同期に相談をしました。

 

すると今は店長もやっている大先輩が私の美容室の先輩と話をしてくれるということになったのです。

 

その大先輩は色々な大手の美容師で働いており美容師界でも有名な方だったので先輩は断りきれず会って今の美容室のことや辞めることをとめることは下手すると訴えてもいいレベルだということを話してくれました。

 

そのおかげで私はその美容室を辞めることができ、今では大先輩のお店の美容師として働いています。

 

同じように残業で疲れ果ててやめたいと思うことがあるでしょう。残業はすればするだけ身が削られますよね。

 

そしてやめたくても私のように上司に止められて辞めさせてもらえないこともあるかもしれません。

 

そんな時は第三者の意見を聞いて自分の今の環境はおかしいことをまずは知ってください。あまりに長時間な労働は訴えてもいいこともあります。

 

私のように信頼できる人から説得してもらうでもいいでしょう。とにかく残業が長すぎるのは異常だということを知って精神的におかしくなってしまう前に辞めるなりの対策を立てましょう。

 

H【薬剤師、27歳 新卒3年目、男性】自分なりの工夫

 

私の仕事は薬剤師でした。主に病院の薬局で働いていました。昨今の病院の薬剤師は非常に仕事の幅が増えてきています。

 

昔のように薬局にこもって調剤業務のみを行っていれば、それで大丈夫、という時代は変わりつつあります。

 

私も当時勤めていた病院では、日中は病棟にあがり、お薬の飲み合わせのチェックを行ったり、実際に患者さんのところまで足を運び服薬指導を行っていました。

 

そうです、薬局内での仕事というよりも、薬局を出てからの仕事の方が増えてきています。

 

主に日中の仕事が以上の様な感じでした。やはり、それでも、薬局内での仕事はあります。

 

どうしても記録や書類の整理は日中には出来ませんでしたので、主に最後に残って残業したり、朝早く出てきて行わなければなりませんでした。

 

毎日3時間以上の残業は当たり前のようでした。しかし、朝出てきて働く分には超勤の時間はつけることが出来ませんでしたので、実質サービス労働に近い部分も多々ありました。

 

さすがに夕方の残業の分はきちんと超勤がついていました。その様な形で、残業を行いながら働いていました。

 

まずは、残業時間を減らすためにはどの様にすればいいのか考えました。どうしても記録や書類の整理は行わなければなりません。

 

では具体的にどうしたかというと、なるべくデスクワークを簡略化しました。表などや計算しなければなるべく自動化し、時間の短縮をはかりました。それと同時に薬局内でも話し合い、日中でもデスクワーク行う時間の確保をしました。

 

その分は他の誰かが埋め合わせるという形にすることにしました。そうすることによって、なるべく効率よくすべての仕事に取り組めるような形づくりを行っていきました。

 

そうすることによって、薬局の全員でなるべく効率よく仕事を回し分担することでなるべく残業を減らすようにしました。

 

たしかに、非常に忙しい日本の社会では残業をしなければならない部分は多々あります。

 

私の職場でもなんとか、仕事の効率を向上させ、様々な仕事をシンプルかつ正確にできるように改善していきましたが、それでも残業というものはついてきます。

 

ある意味しょうがのないことだと私は感じます。そんな中でも、自分なりに工夫してやっていく必要はあります。

 

そして一番重要なことは、自分ひとりでなんとかしようとするのではなく、周りの協力を仰ぐことです。

 

一人でできる範囲にはどうしても限界があります。そんな中で、もし本当に残業を減らさなければいけない状況であると考えるならば、しっかり仕事とまずは向き合うことも必要なのだと思います。

 

I【アパレル、26歳 新卒3年目、女性】早く帰れる仕事の進め方を考えた

 

残業が月に60時間以上あり、拘束時間が非常に長かったです。

 

店舗スタッフのため、基本的に一日中立ち仕事で常にお客様対応かデスクワーク。勤務していた店舗が120坪以上の大型店舗で、お客様の来店がひっきりなしに続く毎日でした。

 

店舗業のためある程度は覚悟していましたが、自分が女性という事もあり、体力的にとても大変でした。

 

また、お客様がランダムに足を運ばれるため自分の思うように仕事を進める事も難しく、なかなか計画通りにいかない毎日。「もう駄目だ・・・。」とまいってしまう瞬間が多々ありました。

 

仕事内容は自体はとても楽しく、一緒に働くスタッフのメンバーも良い人ばかりだったので、どうにか仕事は続けたい。でも体力的に続けられるか不安・・・。

 

そう思っていたので、問題を解決するためには「一つひとつの仕事の作業効率を上げるしかない!」と思い、帰社時間を1分1秒でも早くできるような工夫を考えました。

 

また自分だけでなく一緒に働くメンバーにも協力してもらい、ここはこうしたら上手くいく、この仕事は●●さんに任せたら早いなど、協力して一つずつ仕事の効率化を行なっていきました。

 

また仕事内容だけでなく、備品や作業スペースの見直しも積極的に行ないました。

 

いわゆる「5S」の参考書などを読みつつ、全てのエリアに名札を張るなどして、備品の取り間違いや持っていき忘れなどの無駄を無くしていきました。

 

結果的に毎日平均30分前後早く帰れるようになったり、特に早い時は2時間近く早く帰れたりと、成果が表れ始めてからは大分楽になりました。

 

時間に余裕が生まれた事で体力的にも気持ち的にも余裕が生まれ、自分達はもちろん、お客様に対してもせかせかとした対応をしなくてよくなったので、本当に行動して良かったと思いました。

 

残業が多い事には、会社的・組織的な問題だけではなく、自分個人や自分のチームが原因となっている問題もたくさんあると思います。

 

まずは自分のできることからコツコツ改善していく事。少しずつ、自分で自分の環境をよくしていく努力が必要だと思います。

 

また、自分だけで悩むのではなくて、必ず周りのメンバーや上司に相談する事も大切だと思います。

 

相談した事で周りの意見や考えも聴けるので、自分では思いもよらなかったような解決策が提案してくれたり、話を聴いてパッ!と思いつく事もありました。

 

仕事を辞めたいなと思う時は、仕事がいつも以上に上手くいかなかったり、体調面で問題が起こったりと、負のスパイラルが続く事もあると思います。

 

まずは誰かに相談して、話を聴いてもらって、気持ちを整理させてから改善の一手を考えていけたらいいのではないかな、と思います。